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第19話 見てしまった背中

Penulis: 八月 猫
last update Tanggal publikasi: 2026-06-18 11:00:09

書店を出たあとも、私はしばらく歩き続けていた。

どこへ行くでもなく、ただ駅の方へ向かう。

秋山美咲。

その名前が、頭の中で何度も繰り返される。

明るくて、感じが良くて、普通の後輩。

それなのに、どうしてこんなに胸がざわつくんだろう。

私は歩きながらスマホを取り出す。

悠斗の名前を開いて、閉じる。

送る言葉が見つからない。

『今どこ?』

違う。

『何してる?』

もっと違う。

結局、何も送れないまま、画面を伏せた。

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  • 『尽くしすぎたのでやめました。今さら後悔しても遅いです』〜帰らない人を待つのは、もうやめます〜   第5話 知らない名前

     私はスマホの画面を見つめたまま固まっていた。『今日はありがとうございました!またみんなで飲みたいです!』 送信者は、『秋山 美咲』。 知らない名前だった。 でも、悠斗のスマホに届いた通知ではない。 私のスマホだ。 私はゆっくり画面を開く。 どうやらメッセージアプリの「知り合いかも」の

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  • 『尽くしすぎたのでやめました。今さら後悔しても遅いです』〜帰らない人を待つのは、もうやめます〜   第3話 母親みたい

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